内容説明
本書は3編構成で編集されている。第1編は、日本農業の戦後展開を総括するとともに、近年みられる新しい農業経営の動きに注目して、その具体的実態を整理し、その特徴を明らかにする。第2編は、近年みられる農業経営の新たな挑戦を具体的に解明して、日本農業の将来方向を考える視点から、その意義を整理する。そして第3編は、新たな農業経営の展開をその実態に即して、理論的に整理するとともに、それを踏まえた新たな農業経営理論の再構築を検討する。
目次
第1編 新しい農業経営の出現(新しい農業経営の出現とその評価;農業構造の変動と農業経営の将来動向―農業センサス個票の分析に基づく;家族経営の新たな挑戦 ほか)
第2編 現代農業の多様な挑戦(現代農業経営の新たな挑戦;水田農業の経営革新;園芸経営の革新と産地マーケティングの再編 ほか)
第3編 農業経営理論の再構築(新しい時代の農業経営論;「新しい農業経営」の理論的課題;外部環境のマネジメント ほか)