内容説明
本書は、最近における中山間地問題、とくにその多面的機能を中心に取りまとめられたものである。
目次
第1章 水源地域としての中山間地
第2章 涵養源としての水質評価
第3章 水源林の経済評価と保全施策
第4章 棚田の役割と保全
第5章 山村における野生動物による被害・防除と共生
第6章 草食家畜の生産と農村景観
第7章 都市農村交流による中山間地域活性化―地域の暮らしと文化を基礎にして
座談会 中山間地域のもつ機能をどう発揮させるか
著者等紹介
田渕俊雄[タブチトシオ]
1935年東京都生まれ。1957年東京大学農学部卒業。茨城大学農学部教授、東京大学農学部教授を経て、1995年退官。この間日本学術会議会員を2期つとめる。農学博士
塩見正衛[シオミマサエ]
1938年京都府生まれ。1961年東京大学農学部卒業。農林省農業技術研究所物理統計部、農業環境技術研究所植生管理科長、草地試験場生態部長を経て、現在、茨城大学理学部教授。農学博士・理学博士
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