内容説明
本書の基本的な意図は、食品産業と農業との関係をフードシステム学固有の垂直的な主体間関係論を軸にして、その課題や構図、さらに経営戦略までできるだけ明示することである。
目次
第１部 フードシステムの構造変動と農漁業の再編課題（食品産業の構造変動と食品流通システムの転換；食品産業と農業をめぐる主体間関係とフードシステム ほか）
第２部 フードシステムの構成主体の戦略と農業側の提携・ネットワーク（食品加工メーカーの原料調達と契約生産；量販店の経営戦略と産地の提携条件 ほか）
第３部 農業側の再編戦略とフードシステムの革新（牛乳における農協共販の課題と提携条件；フードシステムの変化に対応した野菜産地の再編課題 ほか）
第４部 フードシステムの構造変化と漁業の再編（日本の漁業生産；地域水産加工業の展開とフードシステム ほか）
著者等紹介
〓井時久［ドイトキヒサ］
岩手県立大学総合政策学部
斎藤修［サイトウオサム］
千葉大学大学院・園芸学部
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