内容説明
本書は多数の分野がある農業経済学の中で、国際競争下における農業生産・経営、農産物販売・流通および農業・農村環境の三分野を取り上げ、国内のそれぞれにおいて現われている革新と問題を分析し、今後の展開方向と課題を明らかにするものである。
目次
第１部 農業生産・経営の革新（農業生産・経営の革新の方向と課題―園芸経営・産地の発展を中心に；農業経営の経営管理の革新―施設野菜を対象に；園芸農業の産地と経営の革新 ほか）
第２部 農産物販売・流通の変革（青果物流通機構の特質と流通革新の方向；農協共販の組織と機能の革新―みかん共販の組織再編と機能強化；青果物における流通情報化とその役割―青果物卸売市場システムの維持・発展を展望して ほか）
第３部 農業・農村の環境創造（農業・農村環境の基本的課題；環境保全型農業の意義・理念・方向；環境創造型地域活性化の理念と方法―中山間地域における新たな時代のパラダイムを求めて ほか）
