内容説明
本書は、過去4半世紀にわたるこうしたドラスティックな畑作農業の展開を踏まえて、持続的な発展をもたらすための作付行動の分析を行ったものである。特に本書は、大規模畑作地帯における土地利用の問題を、これまでは必ずしも十分検討されていない社会的資源配分の視点を導入し新たなフレームワークで分析した点に、その特徴がある。
目次
序章 研究の目的と構成
第1章 持続的土地利用と作付行動―輪作の経済学的考察
第2章 畑作経営の展開過程と規模効果
第3章 価格支持政策と作付行動
第4章 土地利用と要素投入変化
第5章 タマネギ産地の作付・供給行動
第6章 野菜作導入農家層の経営的特性
第7章 畑作野菜産地生産者の作付行動と誘因両立性の条件



