出版社内容情報
学校園や親子での栽培ならではの作り方のコツ、工夫とともに、育ちかたのおもしさと観察のポイント、さらに品種や栽培、食べ方の歴史や文化誌までをまるごとパック。食卓や野菜つくりが10倍楽しくなる園芸絵本。
南の国でなくとも育つサトウキビ。甘くなるかな? 植付けから収穫、搾り方、砂糖づくりまで。
内容説明
白砂糖、黒砂糖、氷砂糖。あまくて、おいしくて、つい食べすぎちゃう。もし、この世に砂糖がなかったら、なんて、さみしいんだろう。あんこのいっぱいつまった鯛焼きも、クリームたっぷりのケーキも、こうばしい卵焼きも、みんな食べられない。でも、いったい砂糖は、どうやってつくられるのかな?いっしょに砂糖のいっぱいつまったキビ畑にまよいこんでみよう。
目次
1 インドには、かむとくだけるあまい石がある!
2 黒い砂糖、赤い砂糖、白い砂糖
3 ジリジリ太陽に照らされて、キビはあまくなる
4 あまいだけじゃない。車を走らせ、家までつくる
5 サトウキビの仲間たち(品種紹介)
6 栽培ごよみ
7 いよいよ、サトウキビづくりに挑戦だ!
8 真夏の太陽で、じょうずにあまくしよう
9 さあ、おまちかねの収穫だ、かじってみよう
10 病気や虫に気をつけて株の手入れ、苗の保存
11 黒砂糖をつくってみよう!
12 伝統的な白砂糖の和三盆やキビ酢に挑戦してみよう
13 キャラメル、コンペイトウ、サーターアンダーギー
14 サトウキビのしぼりかすで、紙をすこう!
15 貴重な薬から、あまいお菓子へ
著者等紹介
杉本明[スギモトアキラ]
1949年、東京都八王子市生まれ。1975年、東京教育大学大学院農学研究科修士課程修了(育林学)。1979年、沖縄県農業試験場八重山支場で、サトウキビ栽培研究に従事。1986年、熱帯農業研究センター沖縄支所。1992年より、九州農業試験場作物開発部さとうきび育種研究室長として勤務。サトウキビの育種を専門に研究
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