内容説明
一度しかない十六歳の夏、私とママは再び海辺の別荘にやってきた。そう、三年前にあの「事件」が起こった場所だ。ママも私も事件のことは口に出さず、毎日が穏やかに過ぎてゆく。ところが一週間後、新たな殺人事件が発生。私とそっくりの服を着た少女が目の前で殺されたのだ。そして次々と届けられる奇怪なメッセージ。誰かが私の命を狙っている…。『殺人よ、こんにちは』から三年、過去の秘密を胸に抱き、ユキがあの海辺に帰ってきた。大人への階段を登り始めたユキを再び駆け抜ける、切なく輝く夏の嵐。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とおる
12
俺がユキならトラウマだらけでもう発狂してるんやろうな~。しかし前作の「殺人よ、こんにちは」を所々忘れてたのが個人的に痛かったな。また二作とも改めて読んでみようかな?2016/04/30
明るい♂
3
前の再読が約10年前か。 なんか、時間の経過が怖い((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 本書もほとんど記憶になかったが、前作やっぱりもっと早くに読んでおくべきやったなぁ〜と、今更気付く。2020/10/13
ykz
2
『殺人よ、こんにちは』の完全な続編ということで、大昔に読んだっきりの漫画版の記憶を引っ張り出しながら読み進めました。何人かに疑いの目を向けていたんですが、全員白だった上に大変な目に遭っていて、なんか申し訳ない気持ちに・・・。2011/01/12
れいら
1
殺人よこんにちはの続編 非現実的 拳銃がでてくるのはちょっと違う気が.. 2020/05/28
つよっしー
1
殺人よこんにちはの続編。殺人よこんにちは読んでたからこそ楽しめて作品だった。