出版社内容情報
作物・土壌の状態をリアルタイムに診断し、点滴チューブで必要な養水分を供給。土壌の機能を活かして省力的に高品質・増収を実現する、低コスト・環境保全型の栽培システムの基礎から実際の養水分管理まで解説。
内容説明
「ドリップ・ファティゲーション(点滴灌水・施肥)=養液土耕」は、高品質・高生産・環境保全を両立する21世紀型施設園芸技術として、野菜・花卉農家や指導者、研究者ともに関心が高まっている。一方、今後解決しなければならない課題も残されている。本書では、課題の克服を展望しながら、今なぜ養液土耕が必要とされているのか、養液土耕システムの実際と基本管理技術、リアルタイム診断による実際の施肥管理技術、養液土耕による主な野菜・花卉の養水分管理方法について、養液土耕の基本的考え方から実際までをわかりやすく解説した。
目次
第1章 今、なぜ養液土耕か(容易に克服できない施設土壌の課題;新しい施設園芸に向けた土壌管理の条件 ほか)
第2章 養液土耕の基本技術(養液土耕の効果と課題;養液土耕の装置とシステム ほか)
第3章 栄養管理の基本とリアルタイム診断(養分吸収パターンとリアルタイム診断の基本;リアルタイム栄養診断―処方の実際 ほか)
第4章 養液土耕の実際(養液土耕の基本的考え方;野菜の養液土耕の実際 ほか)
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