出版社内容情報
小学生からお年寄りまで広がる睡眠・覚醒リズム障害。自分のリズムの狂いのパターンを無視して「頑張る」だけでは却って逆効果のことも。本来の眠りと現代の歪んだ眠りの違いと健康への影響、予防法と治療法を詳解。
内容説明
現代社会では多くの人々が自然のリズムとは異なる生活をしている。自然のリズムで生活することが健康上はもっとも望ましいが、なかなかそうはゆかない。またときにはリズムをずらすことは人生を楽しむためには必要だ。そのときでもリズムを早く正常にもどす工夫がほしい。本書では、人間の身体にもともと備わっているリズムが健康にどれだけ大きく影響しているかを明らかにし、どのように健康を維持していけばよいのかを考える。また、“身体の中にある時計”の病気に関する最新の治療法と生活上の注意もまとめた。
目次
第1章 「からだのリズム」と「生体時計」のなぞ(からだのリズムが狂って起こる病気;生体時計の正体はこれだ ほか)
第2章 生体リズムは健康にとって重要な役割を果たしている(食事・運動・休養が生体リズムに影響する;生体リズムとライフサイクル)
第3章 夜勤疲れ対策の秘訣(夜間営業が与える生体リズムへの影響;知っておきたい交代制勤務の基本原則 ほか)
第4章 時間生物学が切り開く新しい医療(広がる可能性;「からだのリズム」の障害を治療する ほか)
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