出版社内容情報
価格変動などによる調整・時間経過による変化・農業保護水準や為替変動なども組み込んだ政策シミュレーション「大賀モデル」。より現実的な食料の将来予測が可能となり、今後の食料・農業政策立案のベースに。
内容説明
本書は国際農林水産業研究センターの前企画調整部長大賀圭治氏(現東京大学教授)が長年にわたり蓄積した研究の成果をセンターの“国際農業研究叢書”として平易、簡明にとりまとめたものであり、国際的にも高く評価されている氏の国際食料政策シミュレーションモデルの開発の経緯、その構造、特徴についての解説のほか、2020年を目標年とする予測結果とその要因分析を示したもの。
目次
第1章 序論
第2章 世界食料需給予測モデルのサーベイ
第3章 IFPSIMモデルの構築と特徴
第4章 IFPSIMモデルによる2020年の世界食料需給予測
第5章 世界食料需給の長期展望と課題
終章 本書の要約と今後の課題