出版社内容情報
農地をすべて私的所有に委ねてよいか。この問題意識から、公的土地管理システムの新たなあり方を考える。環境保全・景観維持・食糧自給をめざす農地制度、過疎化・高齢化の中で地域社会を維持する地域協同など。
目次
1 日本農業法学会1997年度年次大会―シンポジウム「農地制度の新しい理念を求めて」(企画の趣旨と基本的な視点;農地改革の歴史的意義と現代―「経営」と「むら」の視点から ほか)
2 日本農業法学会1997年度研究会(農地保有合理化事業の新展開について―担い手育成と規模拡大に関連して;集落自治に基づく新たな地域管理主体形成の試みと今後の課題―現地実態調査から)
3 動向