出版社内容情報
問題発生の根源を農業情勢・農政の変貌、若者の職業意識の変化から探るとともに、フランス、ドイツ、アメリカの制度、政策、経験に学びながら解決の方向を提示する。日本の具体的事例も豊富に紹介。
目次
第1章 いまなぜ継承と参入を問題にするのか
第2章 いま農業の後継ぎはどうなっているか―統計でみるその実態
第3章 継承と参入問題生成の背景
第4章 大規模経営の継承と参入―北海道農業の課題
第5章 農業経営の継承と参入に関する政策の展開
第6章 家族経営の継承を支える意識と制度―西欧諸国
第7章 揺らぐ一世代農場の伝統と世代継承に向けた模索―アメリカ
第8章 わが国の農業の継承と参入の方向―何を学び、何を改めるか