出版社内容情報
毎日の食の安全を脅かす要因と背景、アメリカにおける安全確保のための運動、ヨーロッパにおける基準統一のための交渉経過をたどることによって、問題の焦点をあぶりだし、食の安全を確保する筋みちを提起する。
目次
序章 いま、なぜ食品の安全を問うのか
第1章 歴史は証言する
第2章 アメリカにおける食品安全運動の展開と今日的課題
第3章 市場統合をめざすEU諸国の食品安全政策
第4章 食品安全をめぐる国際協調と対立
第5章 食生活の構造変化と食品安全の新たな課題
終章 食の安全を確保する道すじ