出版社内容情報
学校園や親子での栽培ならではの作り方のコツ、工夫とともに、育ちかたのおもしさと観察のポイント、さらに品種や栽培、食べ方の歴史や文化誌までをまるごとパック。食卓や野菜つくりが10倍楽しくなる園芸絵本。
ファンタジックな絵で描くサツマイモの不思議な世界。イモになる根とならない根はなにがちがう?葉だけを埋め込みとイモができるか、「お助けいも」の強い生命力の秘密、江戸時代の絶品「塩蒸し焼いも」澱粉とりなど。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
266
サツマイモといえば、青木昆陽を思う。江戸時代の飢饉での重要な救荒作物である。もちろん、その後も例えば第二次大戦中と戦後の食糧難の時代にも。10アールあたりの収量では米の4倍近くもある。その上に食物繊維もビタミン類も豊富。作るのも難しくない。幼稚園や保育園でもよく芋畑を作って収穫の喜びを味わっている。宇宙食としても大いに期待されているらしい。大学芋は好きなのだが、そういえば長らく食べていない。イシヤキイモの売り声も懐かしい。2024/02/10
訪問者
2
サツマイモも勿論美味しい。2021/09/23
渡"邉恵'里'
1
1997年刊行。サツマイモの栽培方法、保存、歴史、植物の特徴などを紹介する学習(園芸)絵本。田舎の小学校と自宅で芋を栽培していたので、懐かしい。苗を植えるとあとは殆どほったらかし。肥料を与えすぎると蔓や葉ばかり育ち、芋ができない。蔓や葉も食べられる…など、大事なことが今わかった。捨てるところがない上、栽培が簡単。救荒食としても優秀。チッソを吸収して土も掃除する。知らないことだらけ。最近、焼き芋が年中売られるようになった。サツマイモのすばらしさを思い出しながら、心して食したい。のびのびとした気分になる一冊。2022/01/31
mieux
1
さつまいもを育てたり、食べたり。サツマイモに関するいろいろ。面白かったのがサツマイモの葉っぱのつき方。6枚で環状なんだってーしらなんだ! これ、トマトやとうもろこしなど他の野菜版もあるみたいなのでそっちも読んでみたいです2012/09/20
aurora
0
このシリーズすべて完了。2022/04/01