自然の中の人間シリーズ<br> あばれ川とたたかう

自然の中の人間シリーズ
あばれ川とたたかう

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  • サイズ A4判/ページ数 39p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784540881060
  • NDC分類 K517
  • Cコード C8751

出版社内容情報

川は生きもの。ときには洪水となって、人や家や田畑を襲う。人は洪水を防ぐため、堤防、水制、ダムなど治水のための工夫を積み重ねてきた。信玄ら戦国武将による河川改修から砂防、雨水貯留まで治水の歴史を一望。

内容説明

自然と人間との関係は、なかなか複雑で、かつ深遠で、味わい深いものです。本書では、川という自然と人間との関係は、歴史的に、技術的に、あるいは社会的背景にも気をつけながら見なければならないことを解説したつもりです。

目次

水害が人々をおそう
戦国時代・江戸時代の治水
洪水のためのそなえ
大噴火が川の運命を変える
川を治める遊水地、水路、ダム
土砂くずれを防ぐ
流域全体を見て川を治める
身近な川は自分たちで守る〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワタナベ読書愛

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1989年刊行。国内の治水について書いた絵本。甲府盆地の川を治めた武田信玄、江戸時代の川の整備、洪水の多い地方の家の設計と防災対策、ダムや遊水地などの機能の紹介など、盛沢山。地形や土木の基礎知識がなくても、絵を見てわかるように工夫されている。巻末に詳しい専門的な説明がある。日本は山や盆地、都市部など、土地の形や人の密集具合がいろいろで、水資源を安全に利用できるように、相当知恵を絞って、大変な努力をして、今の暮らしがあるとわかる。いい年こいてダムや遊水地の意味がわかっていなかったので、読んで良かった。2023/12/13

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