出版社内容情報
日本一のミカン産地の実際家が、その高品質多収の技術を公開。その秘訣は「隔年結果を生かすことだ」という逆転の発想にある。図と写真で予備枝せん定・局部結果法をやさしく紹介。
内容説明
この枝を切ったら樹はどう反応するか、この果実は残しておいたらどういう発育をするか。そういうことを来る年も来る年もくり返しながら、よい結果が出たら、それをきちっとした形にととのえて次に進む。そういうことの積み重ねとしてでき上がったのが予備枝せん定によるミカンつくりと呼ばれるものです。私の技術はけっして、カンや深い経験を必要とする篤農技術ではありません。ひととおり私のやり方を理解していただき、面倒がらずに実行していただければ、1、2年で確実に実績が出るはずです。
目次
第1章 なぜ安定多収できないか
第2章 連年5トンはだれでもとれる
第3章 連年多収の道はこうして開けた
第4章 予備枝せん定の基本とその効果
第5章 予備枝せん定のとり入れ方
第6章 私のミカンつくりの実際