医療サービス需要の経済分析

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532132224
  • NDC分類 498.1
  • Cコード C3033

出版社内容情報

書名

内容説明

医療費の自己負担率がどこまで上がると、軽い症状程度では病院に行くのをやめるのか。幼児と成年と老人では、対処法にちがいは出るのか。予防努力はどのようなときに意識されるか―。年々増え続ける医療費を誰がどう負担していくかを、ミクロデータを駆使して「患者の需要」の視点から実証分析し、今後の医療サービスのあり方に大きな示唆を与える意欲的研究。

目次

第1章 医療保険をめぐる理論的背景
第2章 価格弾力性の推定のための調査方法
第3章 実際の行動記録(日記的記録)における医療需要の価格弾力性の推定
第4章 仮想的質問における医療需要の価格弾力性の推定
第5章 アメリカにおける価格弾力性の研究
第6章 発展途上国における医療需要
第7章 高齢者医療における需要の価格弾力性の推定
第8章 予防接種の需要分析
第9章 予防行動の分析
第10章 高齢者介護における予防行動

著者等紹介

井伊雅子[イイマサコ]
国際基督教大学教養学部社会学科卒業、ウィスコンシン大学マディソン校経済学部博士課程修了(Ph.D.)。世界銀行調査局を経て、現在、横浜国立大学経済学部助教授

大日康史[オオクサヤスシ]
1966年生まれ。同志社大学経済学部卒業、同大大学院修士課程修了。立命館大学助教授、大阪市立大学助教授を経て、現在、大阪大学社会経済研究所助教授、博士(経済学)
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