出版社内容情報
根と微生物のただならぬ関係をふまえた新しい有機物利用の考え方と実際。末熟有機物の生かし方、堆肥つくり、微生物資材の利用法まで、土壌中の有益な微生物をふやす工夫を満載。
内容説明
できるだけたくさんの有機物を土に入れる。それが土つくりの課題のように考えられがちですが、根と微生物の協力関係を援助してやるという立場から考えると、いろんな工夫が出てくる。根圏微生物から有機物利用を考える。堆肥ばかりが有機物ではない。少ない量で大きな効果をあげる有機物活用法など。
目次
第1編 根と微生物のただならぬ関係(田畑は大きなみそ樽である;根と微生物はもちつもたれつ;根の活力と微生物相;微生物が悪さをするばあい;有機物利用 何が大切か)
第2編 微生物を味方にする有機物利用法(根こそまず第一の有機物だ;堆肥ばかりが有機物ではない;堆肥は完熟でなければならないか;好気性発酵堆肥と嫌気性発酵堆肥;有機物素材は何がよいか;有機物の施用法 微生物との関係;微生物資材をどう考えるか)
第3編 農家に学ぶ上手な有機物活用法
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