出版社内容情報
元「週刊朝日」編集長が150坪の畑の百姓になった実践記録。自ら土を耕し植物を育てることの楽しさ、その人間社会における根源性、歪められた現実が浮彫りにされる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュースの素
8
小松氏は1925年生まれで この本は1979年に出た。農業の経験がなかったが、病気のリハビリを兼ねて畑を借りて一から取り組んだ綿密な記録だ。これほど興味深く面白いとは考えもしなかった。中高生に読むように勧めてあった本の一つ。東大の理学部出身で編集者であった為、国内外を歩き、多くの知人を持っていたのも幸いした。農民たちは目の前の作業に追われて雑草の名さえ知らないが彼は図鑑で全ての名や性質を理解した。工夫と知恵で農業に精通するがひまわりの向日性の観察には感動した。ぜひお勧めの一冊。2019/01/10
メデスキ
1
農家になるには、農地周辺の関係者(運)が必要ってことを教えてくれる本。
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- 和書
- 老いても健康であるために