出版社内容情報
移動できない植物が花粉を運んでくれる虫と共に進化し、タネをつくり多くの「いのち」をつなぐで源となる花。そのじつに多様で柔軟なかたちやつくり、おどろきの世界を鮮明な写真と文でつぶさにわかりやすく伝える。
内容説明
わたしたちが毎日のように目にしている花は、植物が自分たちの子孫を残すために、花のつくりをびっくりするほどくふうして、いっしょうけんめいに咲かせているものです。動物のように移動することができない植物は、花のなかでつくったたいせつな花粉を、虫や風などに運んでもらうためにじつにいろいろなくふうを重ねています。花のなかには、人の手によって育てられ、より美しく大きな花を咲かせるものや、たくさんのおいしい実をつけるものもあります。人と生きるさいばい植物の花のひみつとは…。こうした花の「いのち」の発見は、いろいろな花のつくりをくらべてみたり、近寄ってルーペで拡大してみたりすることで、より楽しくゆたかになってきます。さあ、花の「いのち」に目を向けてみよう。
目次
花ってなんだろう(見つめてみよう!花のつくりやひみつ;つぼみが開いた!花のすがたとつくり;つぼみから花へ、「いのち」の動きを見る;いろいろな花のおもしろい形と名前;「1つの花」は、たくさんの花の集まり;同じ名前の花でも、少しずつちがう野の花)
花びらでないのに「花びら」に(がくも色づき、花びらといっしょに;がくが目を引く、いろいろな花のつくり;白い「花びら」は、ほうという葉だった;ほうも花もおどろきのすがたに変化)
おしべやめしべも変化する!(美しい花の正体は、長くのびたおしべ;長くのびたおしべの開き方と花のつくり;たいへん!おしべが花びらに変身!;おしべは、もうひとつの花にまで変化?;めしべも変身!葉っぱや花びらみたいに)
もう少し、くわしく