全訳 家蜂蓄養記―古典に学ぶニホンミツバチ養蜂

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全訳 家蜂蓄養記―古典に学ぶニホンミツバチ養蜂

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784540231445
  • NDC分類 647
  • Cコード C0061

出版社内容情報

江戸期最高峰の養蜂書とされる『家蜂蓄養記』の全訳と、古今の文献や歴史史料に基づいてわが国での養蜂の成立史を考察した1冊。江戸期の養蜂技術の実態やミツバチの生態について養蜂家の視点で解説を加えたほか、養蜂が秀吉の朝鮮出兵以降に朝鮮半島からもたらされ、その後各地に伝播した過程を克明に明らかにした労作。

内容説明

江戸期最高峰の養蜂書が現代によみがえる!漢文で書かれた江戸期の養蜂技術やミツバチの生態を在野の養蜂家が読み解き、現代へのヒントを探究。秀吉の朝鮮出兵を契機に養蜂技術が伝来した歴史など、「ニホンミツバチ」の起源も明らかに!

目次

緒論『家蜂蓄養記』とは何か
第1部 『家蜂蓄養記』とその世界―現代語訳と解説(序文;女王蜂;王台;巣箱;置き台;置き場所;闘争;分蜂;雄蜂;巣虫;採蜜;補論 『家蜂蓄養記』をめぐる古典籍とその関係)
第2部 日本養蜂史再考(熊野蜜;文献からたどるニホンミツバチの起源;『日本書紀』をめぐって;問い直されるニホンミツバチの起源)
第3部 定本『家蜂蓄養記』―原文・書き下し文・語釈(蜜蜂に君王有り;儲宮を視るの術;蔵蓄の器の製 ほか)
付録

著者等紹介

久世松菴[クゼショウアン]
1738年、紀伊国有田郡湯浅村生まれ。紀伊藩奥御医師、本草家。1811年没

東繁彦[アズマシゲヒコ]
1974年生まれ。一橋大学商学部卒業、神戸大学大学院法学研究科実務法律専攻修了。投資家、養蜂家。養蜂におけるケミカルフリーのダニ防除技術を確立し、兵庫県にて化学物質不使用の養蜂を実践している。養蜂史研究において、前著ではヘギイタダニの寄主転換が19世紀末に起きていたことを、本著ではニホンミツバチが文禄・慶長の役を契機に朝鮮半島からもたらされたことを明らかにした。ミツバチの耐病性向上、研究資源の払底解消にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

35
新刊コーナーより、大興奮。日本における養蜂史を、江戸時代の学者(そして養蜂家であったのだろう…同志♡)がまとめた書が存在していたとは聞いていましたが、具体的な内容を読んだのは初めてです。う~む、面白い!ニホンミツバチを愛する者は満喫できる内容です。巻末の「江戸期におけるミツバチの導入経路と飼養地」は大変勉強になりました。これ、DNA研究もしてほしいなあ…。また、蜂球でスズメバチを熱殺するのはまだニホンミツバチでしか確認されていない行動ですが、トウヨウミツバチとのDNAは比較研究されているのだろうか…?2025/04/11

ポテンヒット

12
江戸時代に紀州・湯浅に住む医家であり本草家が書いた養蜂指南書の現代訳と訳者の解説本。この頃から砂糖水を煮詰めた偽蜂蜜が出回っていた事に驚く。著者は養蜂を広めて偽物に惑わされないようにとの思いから執筆に至ったようだ。俗説に頼らず自分で見て経験したことを書いており、現在の養蜂と比較すると面白い。また、日本ミツバチは慶長の役の時にミツバチと朝鮮人の養蜂家を日本に連れてきたのが起源ではないかという訳者の説は、真偽は分からないが興味深く読んだ。2024/05/06

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