出版社内容情報
ダイズは、経営の大規模化が進み気候変動の影響も受ける中で、特に水田作での全国的な収量低迷の克服が喫緊の課題。今回は①「大豆300A」以降の播種・排水技術の全面的な改訂・増補、②主要品種・重要品種の収録、を2つの柱に、収量の向上・安定に向けた技術を収録する。サツマイモでは『サツマイモ大事典』を視野に入れた改訂・増補。新品種と基本技術を全面的に改訂するほか、ウイルスフリー苗の増殖法などの基腐病対策、地力問題に対応した堆肥・緑肥の利用技術、大規模経営に対応した栽植密度や機械化技術などを収録する。このほか、ラッカセイの寒冷地での栽培体系、イネでは直播・大規模経営で知られる「イタリアの稲作」を収録する。
内容説明
特集は「ダイズ・サツマイモの品種と安定多収技術」。ダイズでは、近年開発された重要品種のほか、経営の大規模化や気候変動のなかで取り組みが進んでいる水田転換畑での安定多収技術を収録。サツマイモでは食用の新品種のほか、ウイルスフリー苗による育苗、障害とその対策などの基本技術を中心に収録した。この他、寒冷地のラッカセイ栽培やイタリアの稲作など。
目次
ダイズの重要品種と安定多収術(ダイズの品種生態と選択;ダイズ栽培の基本技術;多収を阻む要因の解析;水田転換畑の特徴と栽培のポイント;各種の栽培体系;精農家のダイズ栽培技術)
サツマイモの新品種、栽培、障害と対策ほか(新品種の生態と選択;栽培の基礎理論;基本技術;障害と対策)
寒冷地のラッカセイ栽培(寒冷地における栽培の要点)
海外の稲作技術(イタリアの稲作)
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