出版社内容情報
ブトウ、カキ、イチジク、クリ、ベリー類などの断面(おなか)を入口に、そのかたちやつくり、栄養分、原産地などを写真や図で比較しながら、植物の育ち方や巧みさ、いのちの多様性や共通性、美しさなどを発見。
内容説明
わたしたちは、果物を食べるときに、皮をむいたり、タテやヨコに切ったりしますが、そのとき、果物の「おなか」(断面)に目を向けることは、ほとんどないかもしれません。でも、そこに目を向けてみると、外から見えなかったものが、つぶさに見えてきます。そこには、ハッとする形のおもしろさや果物が形づくった美しい世界も広がっています。こうした観察や発見は、いろいろな果物の「おなか」をくらべたり、実やタネなどのつくりをくらべたりすることで、より楽しく、ゆたかになってきます。外からは見えない「おなか」の世界は、果物のなかにある栄養分や味覚、その果物のふるさと(原産地)などへも広がっていきます。
目次
たくさんの実をつける果物たち(「房」になるブドウの「おなか」のひみつ;「1房のブドウ」には、何粒の実? ほか)
表情ゆたかなカキたちの「おなか」(8つの角をもつ「星」を発見;「タネ」や「ゴマ」、ありなしのふしぎ ほか)
ふしぎいっぱいのイチジク・クリ(カキに似ている?イチジクのひみつ;世界的な果物、イチジクの品種くらべ ほか)
広がる「おなか」の世界へ(果物たちの栄養分をくらべてみよう;いろいろなブドウ・カキの甘さや味くらべ ほか)
もう少し、くわしく