出版社内容情報
丸、三角、ハート、大きさも形も、手ざわりもいろいろ。葉脈は平行だったり網目だったり、縁のギザギザや切れこみの深さ、葉のつき方もいろいろ。葉っぱのカタチから、植物たちの生きる工夫がみえてくる。
著者等紹介
上原巌[ウエハライワオ]
1964年長野県生まれ。東京農業大学森林総合科学科教授。博士(農学)。専門は造林学、森林療法
佐藤直樹[サトウナオキ]
1961年東京都生まれ。デザイナー、画家。多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授
栗山淳[クリヤマジュン]
1959年東京都生まれ。フリーエディター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
4
「みつけた!自然のカタチ」シリーズ1。身近な植物の葉っぱのカタチから自然観察の楽しさを知ることができる。イラストの大きさもちょうどよく、葉っぱの個性が見て取れる。どうしてそんなカタチなの?と思たら、もうそれは観察の第一歩。その植物にはそのカタチが必要な選択であったとわかる解説が簡単に付されている。巻末には葉っぱについての解説が項目別にある。「かたち」と「カタチ」の意味の違いもおもしろい。2023/02/26
たくさん
0
文章をすっと追っていくとむつかしくない葉っぱの解説が書いてあり、すっと読み進めていくと知らぬ間に背景の葉っぱのイラストが変わっている。ほっと思うと解説文に即した葉っぱになっている。私は文章を追うほうが絵を追うより好きなんだなって思う。ともあれ森のなかの雰囲気とか排除してみても葉っぱだけの存在感ってこう見ると面白いなあって思います。2023/02/05