内容説明
本書の特徴;タネ採りの基本が図でよくわかる。タネ採り名人がコツを大公開。全国のタネ交換会一覧のほか、タネ交換できる農家の連絡先リスト、タネ屋おすすめタネ採り向き品種リストを掲載。作物別さくいん付きで調べやすい。
目次
第1章 タネ採りの魅力(病害虫に強くなる、味も乗る;ゆずりあうことで在来種が後世に残る)
第2章 今さら聞けないタネ採りの話(自家採種歴7年まずは簡単な夏野菜から始めよう;自家採種歴35年マメやイモなら簡単 ほか)
第3章 これならできるタネ採りのやり方(農的生活を楽しむ私のタネ採り;無農薬でも病害虫に強いタネの採り方 ほか)
第4章 楽しいぞ!タネ交換(「たねのわ」in埼玉のタネ交換会;『現代農業』の誌上タネ交換会 ほか)
第5章 採るんだったら知っておきたい種苗法と自家採種の話(交換できないタネはどれ?;ほとんどのタネは採れる、交換できる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
89
家族で外出先のフジグランで購入本。タネ交換というワードで購入。 土地によって得意な作物不得意な作物があると知ってはいましたがタネの世界にも土地によって出来不出来があるのですね。後種ができたら肥料控えめというのも初耳。植物が栄養をネタにおくるようになるのだとか? 複雑でわかりにくい種苗法。色々書いている表をみるとちょっとだけひるみますね。そして中には栄養繁殖が難しいダイコンニンジンがリストに入っている。とにかく自家増殖をさせたくないのと法律考えた政治家が無知なせいもあるのだろう。2022/06/12
たまきら
26
新刊コーナーから。去年長野でシードバンクを実践されている方の所へ遊びに行き、感銘を受けたばかり。素敵な草の根(タネ交換だけに♪)運動があるんだな、とほっこり。農文協バンザイ!2021/09/30