出版社内容情報
8タイプの体質の説明の中に各タイプの症例治療の実例を掲載し、漢方薬との付き合い方や漢方薬を使う治療の考え方に言及する。
治療経過の実例と照らし合わせることで、漢方治療を受けている人が、今自分がどの段階の治癒過程にあるのかを知ることができる。それは、漢方治療で改善している実感が持てずに、治療を中断してしまうようなことを軽減することにつながる。
自分の体質に合った漢方薬の効果を伝えることで、安心して薬と向き合うことができるようにする(8タイプ別漢方薬適合表を付ける)。
目次
1章 「読体術」の目指すもの
2章 「読体術」の身体のとらえ方
3章 自分を知ろう―体質判別
4章 8タイプの体質別症例と漢方治療・養生
5章 食材の作用―食材を2つの軸でとらえる
6章 漢方薬と体質の相性
7章 身体や命と向き合う
著者等紹介
仙頭正四郎[セントウセイシロウ]
仙頭クリニック院長、医学博士。日本東洋医学会漢方専門医、日本内科学会認定内科医。1957年、高知県生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業、同大学大学院修了、ハーバード大学医学部研究員を経て、東京医科歯科大学医学部助手・非常勤講師・臨床准教授、順天堂大学医学部非常勤講師などを務める。1990年に漢方診療を専門とする仙頭クリニックを開設。東京(文京区大塚)、大阪、京都と診療の場所を移しながら、2018年より現在の東京都文京区本郷に戻り、全科を扱う漢方治療を行なっている。一般向け、医療者向けに市民講座、定期講演、多数の書籍発行、マスコミ出演など多方面に活躍し、東洋医学普及に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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