出版社内容情報
うんこってサイアク?嫌われ者?でも視点を変えると、うんこはある種の生物にとっては食べ物になったり、火を燃やすためのエネルギーになったりと、私たちのくらしの中で役に立っていることがわかってきます。フンコロガシと一緒に旅する、主人公のケンタが神話の中や自然の巡りを知るうちに、いのちの循環の中にうんこがあることに気がつきます。
目次
国づくりの神話とうんこの話
うんこの玉をころがす太陽の神さま
食べものが、うんこになるってどういうこと?
わたしの食べたものが、うんこになるまで
そもそも、うんこはなにでできている?
うんこもいろいろ、個性的な動物のうんこ
食べものがうんこになって、うんこが食べものになる
植物の「うんこ」が、土や大気をつくっている
うんこはクルクルまわる
微生物の「うんこ」「おなら」が食べものをつくる!
キタナイになったわけ
新しいいのちの芽生え
著者等紹介
湯澤規子[ユザワノリコ]
1974年大阪府生まれ。当たり前の日常を見つめるフィールドワーカー。法政大学人間環境学部教授。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得満期退学。博士(文学)。明治大学経営学部専任講師、筑波大学生命環境系准教授を経て、現職。主な著書に『在来産業と家族の地域史―ライフヒストリーからみた小規模家族経営と結城紬生産』(古今書院、経済地理学会著作賞、地理空間学会学術賞、日本農業史学会学会賞)、『胃袋の近代―食と人びとの日常史』(名古屋大学出版会、生協総研賞、人文地理学会学会賞)などがある
石井聖岳[イシイキヨタカ]
1976年静岡県生まれ。絵本作家・イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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