出版社内容情報
魚や貝を入れた、うま味たっぷりのご飯。旬の香り漂う野菜や山菜のご飯。昆布やわかめで包むおにぎりや、木の葉で包むご飯も。
目次
魚・貝・海藻のご飯
野菜・山菜・豆・肉のご飯
おにぎり
「伝え継ぐ日本の家庭料理」読み方案内
調理科学の目1 具入りご飯とおにぎりの科学
調理科学の目2 炊きこみご飯がおいしくできる条件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
40
“大阪人はかやくご飯が大好きです。かやくご飯とうどんという定食も親しまれています。” これってお好み焼きや焼きそばとご飯の定食と同義で、他の地域では一般的ではないのかな。子どもの頃は、白いご飯とおかずより、炊き込みご飯やおにぎりの方が好きだった。日本各地の、見たことも食べたこともないご飯ものも沢山。米が不足した時代、かさを増すために様々な具を混ぜて、お腹を膨らせていたという事情も。現在は、美味しいからという理由で食べられることに感謝。島根県の醤油を塗った岩のりで包んだ「ばくだんにぎり」が美味しそう。2023/08/11
たまきら
30
すごく楽しい郷土料理本です。かつおのたたきを混ぜ込んだ焼きおにぎりが美味しそう!フルカラーで説明も面白く、あっという間に読んでしまいました。シリーズものなようなのでぜひ他のも読んでみよう!2021/10/21
どあら
26
図書館で借りて読了。日本のお米を使った料理の種類の多いこと〜😊「砂糖の入った甘いきな粉むすび」は、愛知県の我が家でもよく食べたものです❗2021/11/22
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
1
昭和35 年~45 年頃に地域に定着していた家庭料理約1,400品を1冊全部16テーマで紹介。材料、つくり方だけではなく、料理のいわれ、料理がつくられている地域の特徴、聞き書きしたお年寄りたちの話なども掲載。各地域の気候風土もわかり、読み物としての面白さ。食生活変化で消滅するのではとの危機感から刊行された。確かに簡単なレシピではあるが、時短レシピではない。東北系レシピは塩辛く、半分の塩分量でちょうどよかった。そこらにある葉で包むご飯が多く、持ち運び便利、山に捨てられる、殺菌効果と香り付け効果もありイイ!2022/05/08