内容説明
哲学・思想、政治・経済・社会、科学論・技術論・労働論、宗教から唱歌まで、「ローカル」をキーワードに古典と現代を切り結ぶ刺激的な読み方案内。
目次
1 哲学・思想(理性への反抗『シュルレアリスム宣言』(アンドレ・ブルトン著)
近代的観念と虚無『自殺について』(ショウペンハウエル著) ほか)
2 政治・経済・社会(国家の富と経済学『政治算術』(ウィリアム・ペティ著)
民主的制度下の強権社会『アメリカの民主政治』(アレクシ・ド・トクヴィル著) ほか)
3 科学論・技術論・労働論(戦後技術者運動とその理論『技術論』(武谷三男著)
物づくりから時間労働へ『科学的管理法』(E.W.テーラー著) ほか)
4 文学・紀行・評伝など(ヨーロッパとは違う個の形成のあり方『近代日本人の発想の諸形式』(伊藤整著)
ロシアの大地への憧れから日本的自然の発見へ『武蔵野』(国木田独歩著) ほか)
5 宗教・信仰(信じるとは何か『歎異抄』(唯円著)
意味づけされた世界の虚無『チベットの死者の書』 ほか)
著者等紹介
内山節[ウチヤマタカシ]
1950年、東京生まれ。東京都立新宿高等学校卒業。哲学者。1970年代から東京と群馬県上野村を往復しながら暮らしている。むら人の暮らしの考察をとおして、自然と人間との関係、仕事と労働、時間や共同体などをめぐって、独自の思想を構築する。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授(2010年4月~2015年3月)などを歴任。NPO法人・森づくりフォーラム代表理事。『かがり火』編集人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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