出版社内容情報
頭痛・肩こり・腰痛は誰もが経験している立派な国民病だ。歯と全身バランス重視の咬み合わせ調整で、頭痛・肩こり・腰痛を解消。
1.原因不明の肩コリ・首コリ・腰痛は咬み合わせが原因だった
肩コリ、首コリ、腰痛を持つ咬み合わせ不良(Aさん 55歳女性 神奈川県)/スプリント治療を開始/顎の位置を決めて歯を並べる/補綴物で精密に仕上げる咬み合わせ/治すことを諦めない気持ち/肩コリ、首コリは咬み合わせ不良の典型的な症状/目の状態にも変化が/手足の冷えや腰痛の改善も
2.歯と顎は全身につながっている
顎の運動だけではない咀嚼/咬み合わせにつながる首、肩、肩甲骨/顎のずれをセルフチェック/下顎は体のバランサー/スケート選手の顎のずれ/自分でも顎の動きで重心の変化がわかる/高齢になると増加するリスク
3.咬み合わせを無視する怖さ
美歯科で体調不良(Tさん 55歳女性 群馬県)/咬み合わせ治療も早期が有利/機能があって審美が成り立つ/設計不良のインプラントによる不定愁訴(Iさん 74歳女性 千葉県)/仮歯で調整し最終補綴へ/やり替えの難しいインプラント
4.従来法と違う全人的咬合治療
全人的咬合治療とは/咬合治療の現状/歯の咬み合いと顎のずれの違い/咬み合わせ不良とは/顎のずれ・顎偏位症/すり減った靴底のような咬合不良と顎のずれ/全人的咬合治療の診断と治療法/歯の接触点にこだわる/顎のずれは3次元/静的視点と動的視点/咬合治療に威力を発揮するスプリント治療/治療効果の高いスプリントの設計とは/咬合治療のバリエーション/個人差のある咬み合わせ/生活で変わる咬み合わせ/丸飲み早食いタイプのリスク/すりつぶすタイプのリスク/咬み合わせ異常がないと扱われる不思議/歯科界での咬合治療に対する傾向
5.体と心が快調・健康になる理由 ― 実例でより深く咬合を考える ―
肩コリと腰痛を伴う、咬み合わせ不良例(Kさん 56歳男性 群馬県)/次々に問題を引き起こす、咬み合わせ不良/咬合不良がもたらす不定愁訴(Hさん 36歳女性 長野県)/スプリントと歯列矯正の組み合わせ/咬合重症例の勘どころ/咬合不良と症状の関連
6.咬み合わせで悩まない、後悔しないために
食生活で変わる咬み合わせ/ガムの過信は逆効果/酸性食品に注意/運動と咬み合わせ/運動により影響を受ける咬み合わせ/ゴルフは咬み合わせの天敵か/コーラスは顎を痛める/日中の姿勢に注意/仕事中の噛み締めに注目/良い咬み合わせで前向き人
亀井琢正[カメイタクマサ]
目次
1 原因不明の肩コリ、首コリ、腰痛は咬み合わせが原因だった
2 歯と顎は全身につながっている
3 咬み合わせを無視する怖さ
4 従来法と違う全人的咬合治療
5 体と心が快調・健康になる理由―実例でより深く咬合を考える
6 咬み合わせで悩まない、後悔しないために
著者等紹介
亀井琢正[カメイタクマサ]
1971年、東京都生まれ。東北大学歯学部卒業。歯科医師。全人歯科医学研究所理事長。丸橋全人歯科副理事長。日本全身咬合学会認定指導医、日本顎咬合学会認定医。日本臨床歯内療法学会、日本口腔インプラント学会会員。国際インプラント学会認定医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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