出版社内容情報
四季の姿、形や大きさがいろいろなドングリ、カブトムシやネズミとのかかわり、発芽実験、食品加工など。
大久保達弘[オオクボタツヒロ]
1957年東京都生まれ。宇都宮大学農学部林学科卒業。東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。宇都宮大学農学部森林科学科教授。農学博士。専門は森林生態学・育林学(キーワード:日本とアジアのブナ林と里山林、東南アジアの熱帯林、森林の更新、劣化した森林植生の修復・再生)。
アヤ井アキコ[アヤイアキコ]
内容説明
四季の姿、一生、からだのしくみ、子孫ののこし方、まわりの環境や生きものとのつながりまで。それぞれの木の野生種の特徴や分布、栽培品種とその由来、親せきにあたる種類の木など。木材や生活用品、工芸品、食料、燃料などとしての枝・幹・葉・花・実・樹液などの利活用。木が登場する文学や歌、里山のくらしとのつながり、木と人のかかわりからうまれた景観など。たねの発芽実験、庭木の手入れ、盆栽づくり、木の健康診断、食品加工、クラフトまで。木の生き方にせまり、人との深いかかわりを見つめるシリーズ。
目次
ぶんか(日本の森はドングリの木がおおう森;縄文時代から、くらしに身近だった木)
しゅるい(ブナ科の一族の中のコナラ兄弟;ブツブツ殻斗で落葉樹のナラ兄弟の葉;シマシマ殻斗で常緑樹のカシ兄弟の葉;世界に約300種 ヨーロッパでは「森の王」)
そだち(コナラの四季と成木に育つまで;春、新芽が開きはじめた!;1本の木に雄花と雌花 風を頼りに受粉;初夏から夏の枝葉ののび方;昆虫たちが集まるコナラカフェ;夏から秋、ドングリの成長;ドングリは。だれがまく?冬越し作戦)
さいばい(ドングリを発芽させよう、苗を育てよう;コナラの二次林と天然林;薪、炭、落葉 雑木林の利用と手入れ)
りよう(炭焼きやほだ木に材を使おう;スイーツ、コーヒードングリレシピ;里山の木として、ともに生きる)
著者等紹介
大久保達弘[オオクボタツヒロ]
1959年、東京都生まれ。82年宇都宮大学農学部林学科卒業。85年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。宇都宮大学農学部森林科学科教授。農学博士。専門は森林生態学・育林学(キーワード:日本とアジアのブナ林と里山林、東南アジアの熱帯林、森林の更新、劣化した森林植生の修復・再生)
アヤ井アキコ[アヤイアキコ]
1967年、北海道生まれ。絵本画家、童画家。一橋大学社会学部卒業。印刷会社勤務の傍ら美学校造形基礎教場に学ぶ。退社後、同校シルクスクリーン工房に3年間在籍。95年月刊漫画誌「ガロ」入選。2007年イルフ童画館日本童画大賞入選、08年白泉社月刊MOEイラスト・絵本大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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phmchb
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