内容説明
簡単な穴掘り診断で収量アップ!大雨・干ばつにも負けない土に。土の化学性診断だけでは片手落ち。作物の生育改善のカギは物理性にあり。専門的な診断器具がなくても、わずかスコップ2掘り分(深さ30~40cm)の穴掘りで、だれでも土を診断・改良。130点超の現場写真で土の見方がわかる。鮮明な土の断面や診断手順を多数掲載。作物の根張り、土の硬さ、空気や水の状態など、土を見るコツが一目瞭然。診断結果から最適の改良策にたどり着けるフローチャートを収録。効果の高い機械・資材23種もくわしく解説。水稲、野菜、果樹、茶、11品目・13地域の豊富な現地事例。貴重な写真を多用して診断・改良の実際を紙上再現。
目次
1 いま生産現場の土は?
2 まず見るべきは土の物理性
3 これならできる!土の見方・基礎編
4 名人になる!土の見方・上級編
5 土の物理性改良に、この機械・資材
6 現地事例に学ぶ土を見るポイント
著者等紹介
安西徹郎[アンザイテツオ]
1948年、千葉県生まれ。北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。博士(農学)。元千葉県農林総合研究センター次長。前JA全農営農・技術センター主席技術主管、前日本土壌肥料学会副会長。2003年、日本土壌肥料学会賞受賞。2006年、農業技術功労者表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。