農地を守るとはどういうことか―家族農業と農地制度 その過去・現在・未来

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農地を守るとはどういうことか―家族農業と農地制度 その過去・現在・未来

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784540151255
  • NDC分類 611.23
  • Cコード C0061

内容説明

なぜ農地の売買は市場まかせにしてはいけないのか。家族農業と農地制度の大義を明らかにし、私たち大人世代が、持続可能な社会を未来世代に引き継ぐべき崇高な責務を提起。

目次

土地が商品になるとき
日本資本主義と地主制度
慣習法より継受法のほうが高級という法学者の態度
日本の農地制度はどのようにして生まれたか?
むらの土地はむら人の手に
小括―農村の生活秩序と近代的土地所有権:農地制度への展望
耕す者へ農地を:農地改革による農民的土地所有の確立
耕作者主義:農地の権利主体の生活スタイルに着目
農地の自主管理
むらがようやく法律の中に姿を現わす―農地の自主管理主体(=集落)の法制化
持続可能社会への大転換と農地制度
農地の自由な取引を規制しているのは日本だけ?
戦後農地法制における「二つの基本理念」 「二つの法制」とその相互関係―国家とむら
企業の農業参入要求と農地法制の改変―農地法制をめぐる対抗

著者等紹介

楜澤能生[クルミサワヨシキ]
1954年、大阪府生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程中退、1992年早稲田大学法学部教授、2012年早稲田大学比較法研究所所長、2014年早稲田大学法学部長・法学学術院長(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

12
なぜ農地の売買は市場まかせにしてはいけないのか。家族農業と農地制度の大義を明らかにし、私たち大人世代が、持続可能な社会を未来世代に引き継ぐべき崇高な責務を提起。2016/06/20

T

2
学科同期がだいぶ前にオススメしていた本。卒論にはなんも関係がないが読んでみた。農業の生産性向上のためには農地の流動化や自由売買が望ましいように思えるけれども、農業という特殊な産業においては普通の土地のようにはいかないんですよという内容。新自由主義の弊害の端的な例だよなあ。しかし、これは自分が若くて都会育ちからだろうけど、将来的にほとんどの農作業を機械がやって、耕作者主義どころかそもそも耕作者がいない世界を想像してしまう。そういう考え方を持っている時点で農学部向いてないのかもしれない。 2017/11/10

芋煮

0
農地制度の歴史を法律と慣習、両面から詳しく書かれており、非常に面白く参考になった。 農地制度に対する批判や一般的な印象に何となく違和感を抱いていたので、この本で農地制度がどのようにでき、運用されてきたのかを知り参考になった。2020/05/20

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