目次
第1章 なぜ増収するのか―増収のしくみ(オランダが反収七〇tとれるわけ;環境制御技術って何? ほか)
第2章 環境制御の実際―技術のおさえどころ(環境制御の始め方と進め方;CO2施用―日中低濃度施用のすすめ ほか)
第3章 よくある質問―環境制御35のQ&A(CO2施用のQ&A;湿度管理のQ&A ほか)
第4章 環境制御のための機器―測る、記録する、制御する(環境制御のための計測三段階;環境測定機器のいろいろ ほか)
著者等紹介
斉藤章[サイトウアキラ]
1972年、埼玉県さいたま市生まれ。1997年、千葉大学大学院園芸学研究科修了。株式会社誠和入社。研究開発部、営業本部を経て、現在はソリューション事業室室長。全国各地で年間70回以上、施設園芸における実践的な環境制御方法や栽培方法に関する勉強会やセミナーを実施。オランダには調査・情報収集のために直近の10年間で20回以上訪問。内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム」次世代農林水産業創造技術、イノベーション戦略コーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yuma Usui
4
CO2や湿度などを管理し効率良く光合成を促し増収を行うための一冊。ガイドブックと名のある通り、考える順序や疑問への回答など細かな配慮が多く、すぐに具体的な施策に手を出せるものと感じた。オランダの技術力の高さと日本の今後の農業を知る事ができ有意義なものだった。再読時に内容をまとめたいと思う。2018/05/12
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1
- 研究系だとこうは書けない。2016/07/27
よく読む
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日本の農家のやり方が非合理的であることを指摘。光合成を最大化させて収穫量も倍以上のオランダの手法を紹介する。千葉大学の植物工場講義で聞いたものと同様の中身であり、ハウスでどう管理を実現するかについて書かれてた。たとえば、飽差管理は天窓であった。ほとんどトマトを対象にして書かれてた2020/04/12