出版社内容情報
社会的・国際的公共財としての日本の農協、農業委員会、農地法等の国民的意義を歴史と現状をふまえ解明。規制改革会議徹底批判。単協重視のように見える安倍や規制改革会議の意見はじつは農協潰しである! その農業農協攻撃を撃退する理論的ポイントを単協?系統の実践例もまじえ解説。同時に本書は、日本社会の歴史と現実に照らして、そもそも(農業)協同組合とはいかに発生、発展してきたのか、その国際的評価の高まりも紹介しながら「社会的・国際的公共財」としての日本の農協、農業委員会、農地法等の意義を学び理論武装できるテキストでもある。全ての農協マン、協同組合人必読!
太田原 高昭[オオタワラ タカアキ]
著・文・その他
内容説明
社会的・国際的公共財としての日本的総合農協。今浮かび上がるその真の姿と大義。規制改革会議の暴論、謬論徹底批判。
目次
戦後レジームからの脱却と“非連続な”農業・農協改革
中央会制度の「廃止」と農協農政活動
全国連合会なくして協同組合の発展はない
単協から切り離せない信用事業と共済事業
総合農協と専門農協の歴史的展開
総合農協を解体させてはならない
理事会のあり方への異常な介入
農協の准組合員をどう見るか
行政と農業の関係はどうあるべきか
農地を守る農業委員会への攻撃
農地を所有できる法人の拡大
国際的批判を浴びる安倍農政
消費者、国民と共に歩む農協へ
著者等紹介
太田原高昭[オオタハラタカアキ]
1939年福島県会津若松市生まれ。1968年北海道大学大学院農学研究科博士課程単位取得。1990年北海道大学教授(農業協同組合論講座担当)、同大農学部長、大学院農学研究科長、日本協同組合学会会長、日本農業経済学会会長などを経て、2003年北海学園大学経済学部教授。現在、北海道大学名誉教授、北海道地域農業研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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壱萬参仟縁
えも
日向夏