出版社内容情報
施設の天敵「製剤」と露地の土着天敵。アプローチが異なるそれぞれの天敵利用の実際を再整理し、間違いのない活用法を紹介。
根本久[ネモトヒサシ]
元埼玉県農林総合研究センター。農学博士。保全生物的防除研究事務所を主宰。
和田哲夫[ワダテツオ]
1952年生。?アリスタライフサイエンス勤務。
内容説明
施設と露地、作物ごとに天敵活用の基礎を整理、間違いのない活用法、減農薬につながる具体的各種技術を紹介。躍進著しいスペイン、国内の先進事例を多数収録。主要害虫別のバンカー法一覧や天敵類の放飼・効果確認法、天敵・害虫別索引など付録も充実。天敵活用による新しい防除段階を画す一冊。
目次
第1章 欧米と日本の天敵利用(総合的有害生物管理とは;農薬のリスク認識とその規制―天敵利用の背景史;欧米での天敵利用;日本での天敵利用)
第2章 天敵利用の基本―どうすればうまく使いこなせるか?(露地と施設で異なる病害虫管理;施設栽培の病害虫管理のポイント;露地栽培での防除戦略;施設栽培での防除戦略)
第3章 天敵利用の実際(施設栽培;露地栽培)