出版社内容情報
【目次】
内容説明
切支丹本騒動から七年後。江戸下屋敷で月見の宴を楽しむ相良藩主正室の麻紀が、黒装束の一団に襲われた。その場で殺された乳母は、宣下を控える新将軍吉宗の秘密を知る立場にあったと後にわかる。八代将軍職をめぐる暗闘に巻き込まれた藩を守るため、ふたたび立ち上がった江戸留守居役・金杉惣三郎を三十二人の忍びが襲う!
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年時代小説に転向。2018年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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