出版社内容情報
知床から屋久島まで日本全国の森を訪ね、「森と人間との営み」の回復を展望する。
内容説明
知床から屋久島まで日本全国の森を訪ね、自然条件や地域の暮らしとの関係で姿を変える森をとらえ、「森と人間との営み」の回復を展望する。「信濃毎日新聞」連載より、単行本未収録の一四回分も新たに収録。ほかに戦後の森林・林業・山村を振り返る論考も。
目次
著者解題 風土と暮らしのなかにある森を訪ねて
森にかよう道(森の営み・人の営み;暮らしの森から経済の森へ;森の文化・木の文化;森に生きた人々;森の時間・歴史の時間;森の歴史と川の歴史;日本近代史のなかの森;森と人との調和をめざして;山里からの思想;森にかよう道を歩きながら)
森林と未来を考えるために―戦後の森林・林業と山村を振り返りながら
著者等紹介
内山節[ウチヤマタカシ]
1950年、東京生まれ。哲学者。『労働過程論ノート』(1976年、田畑書店)で哲学・評論界に登場。1970年代から東京と群馬県上野村を往復して暮らす。NPO法人・森づくりフォーラム代表理事。『かがり火』編集長。「東北農家の会」「九州農家の会」などで講師を務める。2010年4月より2015年3月まで、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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