内容説明
知識としての哲学史から、美しい人間の生き方と美しく生きることのできる社会をつくる哲学へ―十五歳の「僕」が記す「哲学ノート」という形式をとった異色の哲学入門。ほかにこの本のベースとなった新聞連載「哲学のロマン」と動植物にまつわるエッセイを収録。
目次
著者解題 哲学とは「自分のみえている世界」を語ること
哲学の冒険(哲学のなかへ;現代哲学の発見;未来への冒険)
哲学のロマン
自然の中の友人たち
著者等紹介
内山節[ウチヤマタカシ]
1950年、東京生まれ。哲学者。1976年、『労働過程論ノート』(田畑書店)を著わす。1970年代から東京と群馬県上野村を往復して暮らす。NPO法人・森づくりフォーラム代表理事。『かがり火』編集長。「東北農家の二月セミナー」「九州農家の会」などで講師を務める。2010年4月より2015年3月まで立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。