目次
至福の漬物―進化する農家の漬物
1 何でもおいしい塩麹漬け・麹漬け
2 秘伝公開!「漬け床」にワザあり
3 素材別自慢の漬物大集合
4 春と秋の山菜漬け
5 味つけが光る果物の漬物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
35
『現代農業』で40年続く連載。保存食作りの知恵と工夫を、漬け方・素材別に、手描き絵と文字で紹介。◉どれも提案者の顔や地方色がにじみ、農家の軒先/畑仕事の合間/朝晩の食卓に供される心づかいの箸休めというイメージが喚起され、温かく懐かしい気持ちになりました。個人的には、大豆、大根、タマネギ、山芋の漬け物に挑戦して常備したい。◉「イタドリの葉で3分の1減塩」とか「松葉・スポンジ・山椒の葉で漬け床傷まず」とか知らなかった裏ワザも。使い方が間違っているかと思いますが「地の塩」という言葉が浮かんだ一冊でした。2021/01/15
さっちも
15
2001年〜2012年の現代農業に掲載された記事から転載、抜粋したもの。農家のおっちゃん、おばちゃんの読物だけにオシャレ感やスマートさが微塵もない。季節に大量に獲れたものを漬け込み、自分流に楽しむザックバラン感が良い。2022/01/30
きゅうり
10
さすが農家の方のレシピなだけある!つける量が半端じゃない〜〜!季節にたくさん採れる野菜や果物の保存性をあげて、さらに美味しく食べる。自然な営みであって、昔は農家でなくともどの家庭もぬか漬けやら何やらやってたんだろうけど。すっかり買ってくるものだよね…漬け床のバリエーションも熟柿やヨーグルト、ワインやカレー味などなど豊富。手軽な浅漬け系も多いのでチャレンジしやすいし、イラストの解説でわかりやすい。図書館本だけど、手元に置いて色々試したい。2016/06/05
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
8
たくさんの種類で斬新な漬物レシピがいっぱいあるけれど、なんせ農家の方のレシピなので量がすごい。作ってみたいのがいくつかありましたが、量の関係上作らずでした。アイデアを頂いて、自分流にするのもいいかも。2016/07/09
大島ちかり
6
読んだというよりめくった。私は作らない気らしい。2018/06/12