内容説明
野生の鳥や獣による農作物などの被害が、いま問題になっています。昔から日本にいた野生の動物は、人間のくらしとうまく共存してきたのに、なぜこんなことになってしまったのでしょうか。わたしたちはどうすればいいのでしょう。このシリーズでは、カラス、イノシシ、シカ、サル、モグラ、ハクビシン・アライグマなどを通して野生の鳥獣とその被害について考えていきます。
目次
カラスって、どんな鳥なの?(カラスのなかま;カラスの一年と一日 ほか)
なぜカラスは害鳥とされるの?(人とカラスは共存していた;なぜ人の近くでカラスがふえたの? ほか)
こんな被害・あんな被害(都会のカラスの広がる被害;いなかのカラスの広がる被害 ほか)
わたしたちにできることは?(人になれさせない;わたしたちの生活を見なおそう ほか)
著者等紹介
杉田昭栄[スギタショウエイ]
1952年岩手県生まれ。医学博士・農学博士。現在、宇都宮大学農学部教授。東京農工大学大学院連合農学研究科教授(併任)。「動物をよりよく理解するため」の脳の解剖研究が専門。ふとしたきっかけでカラスの脳研究をはじめ、以後、カラス研究の第一人者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 現代新訳 鳩翁道話