出版社内容情報
著者は、農作物の栄養生理と要素障害研究の第一人者であるが、作物や食べ物に含まれているケイ素、ホウ素、マグネシウム、カリウムなどミネラルが減ってきており、作物を不健康にしているだけでなく、糖尿病、痴呆症、骨祖しょう症、メタボなど生活習慣病の原因になっているという。人間の健康とミネラルの働きの最新研究と、多く含まれている作物や食品とその摂り方を、一般向けに平易にまとめた。健康と食べ物との関係の常識に警鐘を鳴らし、健康な食生活のために欠かせない1冊。
渡辺 和彦[ワタナベ カズヒコ]
著・文・その他
内容説明
明らかになったお米や野菜のミネラルのすごい働き。「元気で長生き」に欠かせないミネラルの最新研究をわかりやすく紹介。
目次
第1章 お米や野菜のミネラルが骨をつくり、認知症を防ぐ(明らかになってきたケイ素やホウ素のすごい働き―骨つくりにカルシウム以上に働き、認知症防止に大きな役割;マグネシウム、カリウム、葉酸も骨つくり、認知症防止に大きな役割)
第2章 日本人はマグネシウム不足―メタボや生活習慣病はマグネシウムで防げる(不健康の原因はマグネシウム不足;作物のマグネシウム不足はなぜ? ほか)
第3章 「元気で長生き」するために!(「元気で長生き」する食生活とは?;寿命宣告された高齢者が亜鉛でお元気に!―食欲不振、皮膚障害にも亜鉛が効果)
第4章 人間の宿命 糖尿病―万病のもとを克服するために(人間は何歳まで生きられるか;植物にない糖尿病が人間にはなぜ? ほか)
著者等紹介
渡辺和彦[ワタナベカズヒコ]
1943年生まれ。1968年京都大学大学院修士課程修了。兵庫県立農林水産技術総合センターに36年間勤務。その間、東京農工大学、高知大学、大阪府立大学で非常勤講師。2004年4月より、兵庫県立農業大学校嘱託、東京農業大学客員教授。京都大学農学博士(1977年)、日本土壌肥料学会賞(1980年)、科学技術庁長官賞(1998年)、全国農林関係試験研究機関場所長会「研究功労者表彰」(2004年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あゆ
福姐999☆