出版社内容情報
イチゴは作業の段取りが勝負。初心者から安定5tどりを実現するための、段取りと最低限知っておきたい栽培の基礎知識を解説。イチゴは休眠と花芽分化の両方があり、トマトやキュウリなどより、日長と気温の変化など、季節に対応した栽培管理が栽培の成否を大きく左右する。したがって、季節変化に応じた作業の段取りと、タイミングを逃さない的確な管理がポイントになる。
イチゴ栽培の初心者をはじめ、農協や行政、農業資材会社などの現場の技術者を対象に、図や写真も多く入れ、イチゴの生理から栽培の基礎をわかりやすく、かつきめ細かく解説したのが本書。
齋藤弥生子[サイトウヤオコ]
著・文・その他
内容説明
イチゴつくりは段取りが勝負。季節にあわせた作業の段取りと、失敗しない栽培のコツを親切に解説。花芽分化や休眠などイチゴ特有のわかりにくい性質も、実際の栽培管理のなかで理解できるようわかりやすく解説。炭疽病対策も重視。育苗から「持ち込まない」「出さない」ための管理を徹底して紹介。
目次
1 イチゴつくりに取り組む前に(売り方を選ぼう―あなたはどこに売りたいですか?;栽培方法と圃場を選ぼう;初期投資と資金の準備 ほか)
2 勝利の方程式と栽培のポイント(イチゴ栽培勝利の方程式;失敗しないための栽培ポイント)
3 イチゴつくりの実際(苗つくり;本圃の準備;定植からビニル張りまでの管理 ほか)
著者等紹介
齋藤弥生子[サイトウヤオコ]
岐阜大学大学院農学研究科農学専攻修了、名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程後期修了。農学博士、技術士(農業部門)。大学院修了後愛知県に就職。野菜担当として主に施設野菜、なかでもイチゴが専門。農業改良普及所(普及課)で農家への技術指導、農業総合試験場で品種改良や栽培技術の開発を行なってきた。育成品種に‘あかねっ娘’‘ピーストロ’‘アイストロ’。開発・実証技術に「きらきらポット育苗」「連続うね利用栽培」「スポット夜冷処理(特許)」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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