ルーラルブックス<br> 「未熟もの」としての教師―失敗から学び続ける

ルーラルブックス
「未熟もの」としての教師―失敗から学び続ける

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784540083068
  • NDC分類 374.3
  • Cコード C0037

目次

序 子どもの学力は、まわりにいる人々との関係の中で高まる
第1部 教師という仕事―未熟さは克服できるか(自らを義とする教師;たてまえの神聖化 ほか)
第2部 授業という仕事(いまこそ問題解決学習を―「子どもの論理」を授業の正面に;個を育てる問題解決学習―生き方としての民主主義のために ほか)
第3部 私の授業(「貧窮問答歌」の授業―六年「平城京」;「どんど焼き」の授業―五年「どんど焼き」)
第4部 出会いと別れ(「問う」こと;精冽さへの感銘―私淑する人との出会い ほか)

著者等紹介

松本健嗣[マツモトケンジ]
1931年神奈川県に生まれる。神奈川県中井町立中村小学校をふり出しに、足柄上郡内の小学校を異動し、最後は中井町立井ノ口小学校長として定年をむかえる。その間、南足柄町(現南足柄市)立福沢小学校、松田町立松田小学校で戦後教育の開拓者として名を馳せた井上喜一郎校長の薫陶を受けた。また、「社会科の初志をつらぬく会」に入会し、上田薫、重松鷹泰、山田勉、市川博、影山清四郎の諸先生や全国各地の気鋭の教育実践者や研究者などから強烈な影響を受け、子どもの世界の奥行きの深さと豊かさに眼をひらいた。定年退職後は、保育園、幼稚園、横浜国立大学教育学部非常勤講師、中井町教育長などをつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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生ハム

5
学力低下を回復させるために、指導内容や授業時数を増やし、反復練習させることが大事であるということが当然のこととして受け入れられている。この救いがたい楽観主義と子どもへの傲慢さから早く抜け出さなければ…と思いつつも、本当にこれは難しい。「ほんとうの学力は、子どもが周りにいる人々との関係を深めながら、その関係の中でのみ向上するのである。」 「懐疑無き確信、懐疑無き義ほど救いがたい物はありません。」2012/11/10

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