内容説明
麦わらといって、思いだすのは、やっぱり麦わら帽子だ。でも、麦わらを使ってつくられた麦わら細工は、江戸時代に東海道を行き来する旅人たちのおみやげ品として、とても人気があったんだ。ヨーロッパでは、麦わらを使ってクリスマスの飾りをつくったりもしていたよ。いまでは、めずらしくなってしまったけれど、そんな麦わらを使って、いろいろなものづくりや細工ものに挑戦してみよう。
目次
ストローも、クリスマスオーナメントも麦わら
黄金にかがやく、麦秋の日本
江戸時代に人気、大森と城崎の麦わら細工
これが、麦わらだ!
こんなにいろいろ!麦わら細工いろいろ
張り細工の手順を頭に入れよう!
張り細工の道具をそろえて、下準備をしよう!
ハガキに模様を張ろう!
自分の宝箱をつくろう!箱に地模様を張る
自分の宝箱をつくろう!絵柄をはめこむ
編み細工の手順を頭に入れよう!
馬を編んでみよう!
指輪やコースターをつくってみよう!
虫かご、人形、自分のアイデアでつくろう!
夏休みといえば麦わら帽子!つくれるのかな?
著者等紹介
かねこてるひこ[カネコテルヒコ]
本名・金子皓彦。1941年生まれ。國學院大学文学部史学科で考古学を専攻。卒業後、同大学の「考古学資料館」学芸員を務める。1987年からは東京女学館大学国際教養学部に移り、助教授、教授(考古学・博物館学)をへて、2007年3月に退職。その間、考古学者として日本各地の遺跡発掘に従事・指導して報告書、論文を発表。一方で、日本各地・世界各国の遺跡や博物館を訪れる合間に骨董市をたずね、さまざまなコレクションを実現した。そんな中で麦わら細工に出会い、金色に輝くその美しさに魅せられ、いまでは2000点を超えるコレクションとした。江戸麦わら細工研究会会長。また、日本のものを主に世界の寄せ木細工のコレクターとして著名
よしだとしみ[ヨシダトシミ]
本名・吉田稔美。1961年兵庫県西脇市生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業。御茶の水美術専門学校専任講師。1999年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。2000年ボローニャ2000ブルーノ・ムナーリに捧げられたミレニアム展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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