内容説明
花のように香る、深い味わい、よく耕された畑のように、やわらかい焼きあがり、まさに“醍醐味まで完熟させたパン”。パンが味噌やお酒と同じ発酵食品だったことを思い出す。それが楽健寺酵母パンです。
目次
楽健寺酵母でパンを焼いてみませんか
楽健寺酵母パンづくりの基本
定番&アレンジパン
一次醗酵だけのお手軽パン&おやつ&軽食
楽健寺酵母のはなし
楽健寺酵母パンづくりQ&A
著者等紹介
山内宥厳[ヤマノウチユウゲン]
1936年徳島県生まれ。真言宗磐余山東光寺住職。楽健法研究会代表。詩人。日本未来派同人。どうだん短歌社同人。日本アーユルヴェーダ学会評議員。1970年喘息克服を機に、楽健法の普及活動を開始、天然酵母パンづくりの研究を始める。1974年醗酵食品としての質を踏まえたパンが市販されていないことに気づき、楽健寺・天然酵母パン工房を設立、普及活動に入る。1981年に朝日新聞が楽健寺・天然酵母パンを取りあげたことで、天然酵母パンが一気に知られるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ベランダ
2
酵母のことがよくわかる本。ドライイーストのみでふわっと膨らませるのは簡単だけど、それは糖分をエサにガスが発生するだけのケミカルなんじゃないかという意見。天然酵母はじっくり生地全体も発酵させる発酵食品になるということだと理解した。一部を次のパン種のスターターに使うのは、古くなって傷んだりしないのかな?と思ったりしていたけど、継ぎ足しでも発酵なら大丈夫!体験的に理解した。フルーティーな香りがうれしく、育てているうちに我が家の塩梅になってくる?まだ必要なところしか読んでないですが、良い本です!Q&Aもナイス!2018/03/23
ベランダ
0
図書館で借りて読んだのだけど、良かったので買いたいです。数年前から時々楽健寺酵母でパンを焼く時期が不定期に訪れ、飽きると去っていきます。また、来ました!ぶぐぶく良い香りが大好き。山内さんの愛情深い取り組みに共感があり、読後感がいつもの料理本のようには終わらないのでした。2012/05/06