内容説明
農家60年、平飼い養鶏の大ベテランが語る自給の農業をはじめたい人の入門書。―50羽から始める庭先小羽数養鶏のやり方から、トラクタなど使わずにできる低コスト不耕起の稲作(陸稲)やムギ、農薬不使用の野菜づくりや自家採種の方法、山菜採取、さらには簡単な農産加工など、自給のための知恵と技術をガイド。
目次
第1章 新規就農のスタートをスムーズにする自然卵養鶏
第2章 荒地の復元と鶏ふんなどの有機質自給肥料の利用
第3章 イネ(陸稲)とムギ、野菜の自給栽培
第4章 果樹や山菜、薬草の採取と利用―手のかからない自給食物
第5章 自給に活かす中島流農産加工
第6章 提言―これから農業を始める方へ
付録 田舎暮らしを始めるためのワンポイント
著者等紹介
中島正[ナカシマタダシ]
1920(大正9)年生まれ。陸軍工科学校卒、戦中は台湾軍所属。戦後、郷里岐阜県山村にて小農暮らし。自然卵養鶏を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もりお
3
中島さんに会いに行って、まずは鶏を飼いなさい。と言われて今の俺がある!と語る60くらいのおじいちゃんの話を聞いてちょっと読んでみたくなった。2016/06/28
Hiroyuki Nakajima
3
ここ一年以内に読んだ本で一番のお役立ちで筆者の考え方には深く共感しました、スギナがはびこる耕作放棄地で手間をかけずに畑をやる方法は本当に驚きでした! 図書館で借りた本ですが、再読の機会も多いと思いますので購入します、自給農業を目指す方にはお薦めの本です。 2013/04/24
Yoshika Komatsu
1
◼️図書館本。 ◼️平飼い養鶏から、鶏糞を使った畑作、陸稲と麦の輪作、柿酢等の作り方など、ローコストで自給農するためのノウハウ満載。 ◼️鶏は自給用に飼いたいとは思っていたが、養鶏は考えたことが無かった。鶏卵収入だけでなく、畑作の肥料コスト削減、土壌環境にも役立ち一石二鳥なのか。 ◼️就農1年目は、平飼い卵の販売でコスト回収、翌年から鶏糞肥料のみで、陸稲や麦、野菜栽培でまわすと。2025/03/31
ティモシー
1
プランターの連作障害の対策を求めて読んでみました。連作障害の打開策は見当たらなかったけれど、広い意味で参考になりました。2008/04/18
oyagonnta
0
成松 勉強になった。 養鶏2023/06/02