内容説明
日本全国、それぞれの土地でご先祖さまたちが知恵と工夫を重ねてつくってきた産業や文化。その土地ならではの自然をたくみに生かした暮らしを訪ねる「見る地理の本」。本書では、その土地ならではの食べものや、歴史と工夫を重ねた織り物や染め物、焼き物ほか、それぞれの地域独特の産業を紹介。
目次
焼き物(大堀相馬焼と「サケ狩り」の里(福島県浪江町)
ふだん使う器の美しさを伝える益子焼(栃木県益子町)
鮮やかな色、豪華な絵で知られる九谷焼(石川県能美市) ほか)
工芸品(素朴な郷土玩具、こけしを伝える町(宮城県蔵王町)
大人も子どももつくってきた将棋駒のふるさと(山形県天童市)
今もほとんど手づくり、福を呼ぶ「だるま」(群馬県高崎市) ほか)
刃物ほか(名刀「備前長船」のふるさと(岡山県瀬戸内市長船町)
土佐打ち刃物をつくる里山(高知県香美市土佐山田町)
雲州そろばんとたたらを守る里(島根県奥出雲町) ほか)