飛ぶ教室

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  • サイズ B6判/ページ数 330p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062835657
  • NDC分類 K908
  • Cコード C8397

出版社内容情報

学校の寄宿舎に暮らす生徒たちの正義と友情の物語
「彼らがおとなしいのは、ひとさわぎあった証拠だぞ。」少年たちの集団生活に、小さな事件はつきもの。
冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク

これは血も涙もある温かい物語です。そしておもしろさとユーモアのうちに、友情と正義と勇気のたいせつさを身にしみて教えてくれます。それもいかにもこの作者らしく、押しつけがましい形ではなしにです。なぜって、この作者はなにも道徳の先生ではないからです。ですから正義とはいっても、彼はただ、人間として卑しいことをするな、恥を知る人間であれ、といっているのです。ともあれ、これは少年文学の傑作であり、少年たちの理想主義に訴えるものを多分にもった作品です。

世界中で少年少女に愛されている文学作品は、21世紀の日本の子どもたちに、国際人として欠かせない教養をもたらします。楽しく読みながら世界各国の歴史や文化も学べる、興奮と感動の「世界文学全集」の決定版です。

<目次より>
第1章
 校舎の壁を、窓から窓へわたる生徒
 ダンスをならう少年たち
 ものすごくおこるクラス一番の生徒
 大きな白いつけひげ
 『飛ぶ教室』の冒険について
 詩もある舞台げいこと、思いがけぬけいこの中止
第2章
 禁煙さんについてのくわしい話
 書き取りのまちがい三つ
 ウリーが弱虫病をおそれること
 客車の中の作戦会議
 フリドリンを斥候に出すこと
 クロイツカムが襲撃されたわけと、五人のマラソン
(抜粋)

エーリッヒ・ケストナー[エーリッヒ ケストナー]
著・文・その他

山口 四郎[ヤマグチ シロウ]
翻訳

内容説明

これは血も涙もある温かい物語です。そしておもしろさとユーモアのうちに、友情と正義と勇気のたいせつさを身にしみて教えてくれます。それもいかにもこの作者らしく、押しつけがましい形ではなしにです。なぜって、この作者はなにも道徳の先生ではないからです。ですから正義とはいっても、彼はただ、人間として卑しいことをするな、恥を知る人間であれ、といっているのです。ともあれ、これは少年文学の傑作であり、少年たちの理想主義に訴えるものを多分にもった作品です。

著者等紹介

山口四郎[ヤマグチシロウ]
1919年、東京生まれ。東京帝国大学独文科卒業。中央大学教授、同名誉教授などを歴任。ゲーテ、ヘッセなどの詩の韻律研究を専門とする傍ら、ドイツ児童文学の翻訳を多数手がける。2008年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なま

12
★4 ケイストナーが執筆するまでの様子が描かれていたり、文章の言い回しが古い?(お見それする、ものうそう等)物が多く、読み始めは慣れている子でないと読み進めるのが退屈になるかも。ただ、学校同士の抗争辺りから盛り上がるので、そこまで頑張って欲しい。 名作だとは聞いていたが、友情、信頼、怒り、癒し、悲劇、勇気、様々な感情が素直に描かれているこの作品は、疑似体験をする事で精神が磨かれて行くようだ。 正義先生のクリスマスのプレゼントや家族を思う慈しみが宝石のヒトカケラの様に輝く。2021/07/31

ぶたまん

4
題名に惹かれ読んだが、想像と全く違った。飛ぶ教室とはクリスマスにやる劇の名前。寄宿生5人を中心に繰り広げられるドタバタの元気一杯の物語。そのなかに正義先生と禁煙さんの大人が出てくるが、これがまた素敵な子供たちが尊敬できる存在として描かれていていい。子供の心をどうかいつまでも忘れないでほしい!そう訴えかける筆者ケストナーはドイツ、ヒトラー政権にも睨まれてしまった、賢さと勇気を持てと言った作家だ。 涙と爽やかさで読了。2016/06/07

訪問者

2
再読だが、やはりケストナーは面白い。2022/09/21

けいこ

2
子ども達に読んで欲しい名作。ただ、本を読み慣れていない子は導入部が分かりにくくて躓くかも。「飛ぶ教室」は、寄宿学校のクリスマスに演じられる劇のタイトル。それぞれ家庭環境や性格が違う子ども達の友情と成長物語。かつてこの学校で青春期を過ごした正義先生と禁煙さんの子ども達との関わり方が素敵。『飛ぶ教室』は、1933年ヒトラー政権成立の年に出版されたが、ケストナーは、ドイツを深く愛し、ヒトラーを強く批判し、国民に警告を発したという。ナチス当局から睨まれて大人向けの本や詩集は、焼かれたそう。素晴らしい作家と思います2019/11/02

えっこ

0
ラジオ番組「高橋源一郎の飛ぶ教室」が面白くて、そのタイトルの元となった本を読んでみたくて。児童文学としてのこの作りはとても読みづらかった。脚注はまだしも、かたをつける(その場をうまくおさめる)などと説明書きが本文中にあって、鬱陶しい。時代背景や訳文のせいか、堅苦しさもあった。でも「賢さを伴わない勇気は乱暴であり、勇気を伴わない賢さなどはくそにもなりません!」は名文だと思った。2021/07/17

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