目次
緒論 乳牛の代謝・泌乳特性の解明と酪農技術への応用
第1章 ルーメンの世界と乳生産のルミノロジー
第2章 ルミノロジーとウシの栄養・飼養
第3章 栄養生理の解明と新たなアプローチ
第4章 内分泌制御の解明と新たなアプローチ
第5章 泌乳生理の解明と新たなアプローチ
第6章 反芻家畜の消化器疾病と代謝障害
第7章 臨床からみたルミノロジー―カルシウムとマグネシウムの代謝障害
第8章 乳牛の周産期疾病の予防
第9章 乳房炎への新たなアプローチ
著者等紹介
小原嘉昭[オバラヨシアキ]
1942年岩手県大船渡市に生まれる。1966年東北大学農学部畜産学科卒業、1971年東北大学農学研究科博士課程修了(農学博士)。農林水産省家畜衛生試験場、農林水産省畜生試験場生理第一研究室長・飼養技術部長・生理部長などを経て、1998年東北大学大学院農学研究科教授(動物生理科学分野担当)。2005年中華人民共和国揚州大学客員教授。2006年東北大学を定年退職。現在、明治飼糧株式会社研究顧問、麻布大学客員教授。受賞歴、日本畜産学会賞「反芻家畜における尿素の生理学的意義とその再循環機構に関する研究」(1981年)、森永奉仕会賞「泌乳牛における乳量増加と暑熱ストレスに対する内分泌機構」(2001年)、日本農学賞、読売農学賞「乳牛の代謝・泌乳特性の解明と酪農生産技術開発への応用に関する栄養生理的研究」(2006年)。留学歴、ニュージーランド国立科学工業省応用生化学局(1986~1987年1年間)、英国ニューキャッスル大学農芸化学科(1991、1993年各3カ月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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